一般内科について
一般内科では、咳や発熱、腹痛などの急性症状から、高血圧や脂質異常症などの慢性疾患まで、非常に幅広い病気の治療を行います。発熱や腹痛などは、一般的によくみられる症状ですが、その背後には重大な疾患が潜んでいることもあります。当科では、まず問診を行った上で、必要に応じて様々な検査を行います。そして、ほかの診療科で扱うべき疾患が疑われる場合には、それぞれの診療科を紹介する役割も担っています。なお、健康診断などの結果に異常が見られた場合も、まずは総合的な窓口として一般内科で問診・診察・検査を行い、必要に応じて適切な専門診療科をご紹介いたします。
関西地域のかかりつけ医です
当院の院長は、大学卒業後に内科の研修に入り、全身の様々な病気について一般的な治療を行った上で、腎臓を専門に研鑽を積んでまいりました。腎臓内科は「内科のなかの内科」と言われることもあります。すなわち、腎臓内科では内科のあらゆる疾患を経験する機会が多く、専門分化が著しい中で最も内科全般を診ることができる科と言えます。したがって、様々な疾患に対応することができ、地域の皆さんの「かかりつけ医」として最も望ましいと考えています。
これまで私が長年経験してきた臨床での経験や基礎研究で得た知見・知恵を関西地域の皆さまに還元できればと考えております。専門の腎臓内科はもちろんのこと、内科・皮膚科領域全般を含めてひとりひとりの患者さまを総合的に診ていくべきと考えています。患者さまのQOLを向上させ、健康寿命を全うできるように力をつくしていくのが私に課せられた使命です。地域の方々の「かかりつけ医」となれるように全力を尽くします。
このような症状は
ご相談ください
- 高熱がある
- 熱がなかなか下がらない
- 咳が続いている
- 頭が痛い
- お腹が痛い
- 便に血が混じっていた
- 吐き気がする
- 最近、痩せてきた
- 食欲がない
- 肌がむくんでいる
- 尿の色がおかしい
- 疲れやすくなった
- よく眠れない
- 皮膚にしこりがある
- 肌がかゆい
- 健康診断で異常を指摘された
- 何となく調子が悪い
など
主な内科疾患
- 急性疾患
- 風邪症候群、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、急性胃腸炎(腹痛、下痢、吐き気)、尿道炎、膀胱炎、熱中症 など
- 慢性疾患
- 腎不全、心不全、高血圧、糖尿病、脂質異常症、脳梗塞後遺症、高尿酸血症・痛風、いびき・睡眠時無呼吸症候群、慢性の発熱、慢性的な体調不良・食思不振、リウマチなどの膠原病、花粉症、アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息、慢性の頭痛、便秘症 など
訪問診療も行っています
訪問診療とは、医師や看護師が患者さまのご自宅や施設を訪れ、医療サービスを提供する在宅医療の一形態です。高齢者や身体が不自由で通院が難しい患者さま、あるいは慢性疾患や末期がんなど、継続的な医療管理が必要な方に向けて提供されます。訪問診療は、患者さまが住み慣れた環境で適切な医療を受けることを可能にし、QOL(生活の質)の向上を目指します。訪問診療の目的は病気の治療だけではありません。転倒や寝たきりの予防、肺炎や褥瘡(床ずれ)などの予防、 栄養状態の管理など、予測されるリスクを回避し入院が必要な状態を未然に防ぐことも重要な役割です。
訪問診療は、定期的な診察や治療を目的とした「定期訪問診療」と、急な体調不良や緊急の診察が必要な際に対応する「臨時訪問診療」に分かれます。いずれも患者の状態に応じた医療サービスを提供し、必要に応じて専門医や訪問看護、介護サービスとも連携を図りながら、包括的な医療ケアを実現します。
お問い合わせはこちらへ
受付 : 072-744-5248
訪問診療の流れ
- 初回相談と契約
まず、訪問診療を希望する患者さま、ご家族、ケアマネージャーほかどなたからでもご相談をお受けします。ここで、患者さまの病歴や現在の健康状態、生活環境などを確認します。その後、訪問診療に関する契約が締結され、診療の具体的な内容や訪問の頻度が決まります。
- 診療方針、訪問スケジュールの設定
患者さまの状況に応じて、訪問の頻度や日時を設定します。また、緊急時には迅速に対応できる体制を整えます。
- 定期訪問の開始~フォローアップ
定期的にご自宅へ訪問診療します。診療後には、患者さまの状態に応じたフォローアップを行います。必要に応じて、次回の訪問日の調整や、ほかの医療機関との連携を図ります。
診療の対象となる方
- 障害や高齢、外傷の後遺症などが理由で、一人での通院が難しい方
- 神経難病(パーキンソン病 等)の方
- 末期がんでご自宅での緩和医療やターミナルケアを希望される方
- その他、特別な医療ケアが必要な方