自費診療

にんにく注射

注射時、にんにくのような臭いが周囲に広がるため、「にんにく注射」と呼ばれるようになりました。主成分はビタミンB群です。ビタミンB群には、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類があり、いずれも水溶性ビタミンです。これらを静脈（血管）に直接注入することで、ビタミンB群の特徴である、疲労回復、免疫力向上、血液中の糖のエネルギー変換、皮膚の新陳代謝の活性化などの働きが期待できます。施術は注射による注入のみのため、短時間（5分程度）で済み、血管注射のため、即効性もあります。

にんにく注射による効果をより持続させたい方は、週に1回～2週間に1回程度、定期的に通院していただく必要があります。頻度については、施術を受ける方の身体の状態によって異なるため、医師にご相談の上ご判断をお願いします。

こんな方におすすめ

副作用について

注射部位に軽度の腫れや痛みなどがみられることがありますが、ほとんどは数日で解消されます。また、施術によってビタミンB群を必要以上に摂取してしまった場合でも、これらは水溶性ビタミンのため、体内に蓄積することはなく、余剰分は尿によって体外へ排泄されていきます。

プラセンタ注射

プラセンタ注射は、胎盤由来の成分を含み、美肌効果や疲労回復が期待できる治療法です。注射により、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などが体内に取り込まれ、細胞が活性化されます。注射頻度は人によって異なりますが、週に1～2回が一般的です。副作用としては、疼痛、発赤、発熱、悪心などが報告されており、また感染症リスクも完全には排除できないため、注射後は献血が禁止されます。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンは、免疫力の低下による発症リスクを軽減するための重要な予防手段です。特に、「シングリックス®」という不活化ワクチンは、50歳以上の方に2回接種することで、約90～97%の予防効果があります。接種後には注射部位の腫れやかゆみなどの副反応が生じることがありますが、帯状疱疹やPHNのリスクを大幅に軽減することが期待されます。対象は50歳以上の方です。

AGA

AGAは、男性ホルモンの影響による脱毛症です。患者さまの多くは、前頭部と頭頂部から毛髪が薄くなっていきます。当院では主にお薬を使用し、AGA治療を行います。具体的には、Ⅱ型5αリダクターゼの働きを阻害するフィナステリドや、より強力なデュタステリドなどの内服薬を処方します。これらを服用することでジヒドロテストステロンへの変換を抑え、AGAの進行を食い止める効果が期待できます。副作用としては、発疹、痒み、めまい、動悸などがあります。

ED治療

EDとは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない」、「性行為を維持することができない」という状態です。これが持続・再発しているときに診断されます。当院では、患者さまの全身状態などを確認した上で、ED治療薬を用いた自費診療を行います。EDを引き起こす原因には、ストレスなどによるもの、神経障害によるもの、加齢や生活習慣病によるものなどがあるので、原因を見極めた上で、必要なお薬を処方いたします。なお、ED治療薬の副作用としては、頭痛、ほてり、腹痛、動悸などがあります。こうした症状は一過性であることも多いのですが、不安なときはお気軽に当院までご連絡ください。

点滴

当院では、自費による点滴として、ビタミン点滴を行っています。これは、ビタミンB群とビタミンCを含んだ成分お点滴です。ビタミンB群は体内におけるエネルギー産生を促し、蓄積した疲労物質を除去するため、疲労回復に効果があります。また、ビタミンCには、美肌などの美容効果、風邪予防、免疫力強化といった効果が期待できます。施術時間は30～60分程度かかりますが、ビタミンB群やビタミンCなどの栄養素を多く摂取することができるので、美容目的や疲れのたまっている方にお勧めです。なお、ビタミン点滴の副作用としては、点滴部位の痛み、口喝、めまいなどがあります。ほとんど問題ないケースが多いですが、点滴後に体調がすぐれないときは、当院窓口までご連絡ください。